全国木材検査・研究協会
「新しい製材の日本農林規格並びに改正の要点及び解説」
サイズ:145×210(A5サイズ)
220ページ
販売価格:3,200円 (税込み、送料別)
発行:平成23年1月
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平成19年8月に、それまで別々の規格であった「針葉樹の造作用製材」、「構造用製材」、「下地用製材」及び「広葉樹製材」が一本化され、新たに「製材の日本農林規格」が制定されました。
当、全国木材検査・研究協会では、平成21年5月に関係者の理解を深めるための「改正の要点」を加えた「新しい製材の日本農林規格並びに改正の要点及び解説」のポケット判の発刊しましたが、このたび、本書の解説に一部修正を加えるとともに、関係者の利便性と読みやすくするためにA5判の大きいサイズで発刊したものです。

「新しい製材の日本農林規格並びに改正の要点及び解説」の目次

Ⅰ 製材の日本農林規格
第1条 適用の範囲
第2条 定義
第3条 材種の区分
第4条 造作用製材の規格
1 造作用製材の規格
2 材面の品質基準
第5条 目視等級区分構造用製材の規格
1 目視等級区分構造用製材の規格
2 材面の品質基準
第6条 機械等級区分構造用製材の規格
第7条 下地用製材の規格
1 下地用製材の規格
2 材面の品質基準
第8条 広葉樹製材の規格
1 広葉樹製材の規格
2 材面の品質基準
第9条 測定方法
(節、丸身、割れ、曲がり等の測定方法)
別記(第4条から第8条までの関係)
1 試験試料の採取
2 試験結果の判定
3 試験方法
別表1(第4条関係) 造作用製材の標準寸法
別表2(第5条、第6条関係) 構造用製材の標準寸法
別表3(第7条関係) 下地用製材の標準寸法
別表4(第7条、第8条関係) まくら木用の標準寸法
別表5(第8条関係) 広葉樹製材の標準寸法(1)
別表6(第8条関係) 広葉樹製材の標準寸法(2)
Ⅱ 新しい製材規格の改正の要点
1 新しい製材規格制定の背景
2 新しい製材規格の改正の要点
(1) 規格の統廃合と改正のポイント
(2) 用語とその定義
(3) 材種の区分における円柱類の追加
(4) 保存処理薬剤の追加と削除
(5) 保存処理薬剤浸潤度基準における耐久性樹種区分の再規定と樹種の追加
(6) 表示寸法との差の基準の変更と追加
(7) 構造用製材の標準(規定)寸法の追加
(8) 構造用製材の腐朽基準の明確化
(9) 造作用製材で規定されている材面の美観表示の構造用製材への適用
(10) 目視等級区分構造用製材(構造用Ⅱ及び乙種構造材)の曲りの基準の厳格化
Ⅲ 製材の日本農林規格の解説
1 適用の範囲(第1条)
2 定義(第2条)
3 製材の材種の区分(第3条)
4 造作用製材の規格(第4条)
5 目視等級区分の構造用製材(第5条)
6 機械等級区分構造用製材(第6条)
7 下地用製材(第7条)
8 広葉樹製材(第8条)
9 測定方法(第9条)
10 保存処理
(1) 保存処理の性能区分と表示
(2) 保存処理薬剤
(3) 保存処理の基準
(4) 保存処理の試験方法
11 乾燥処理
(1) 含水率の基準と乾燥方法
(2) 乾燥材の表示(未仕上げ材と仕上げ材)
(3) 含水率の試験方法
12 強度等級区分
(1) 目視等級区分構造用製材の等級区分法と基準強度
(2) 機械等級区分構造用製材の等級区分法と基準強度
(3) 試験方法
(4) 強度等級の表示
13 JASマークの表示
14 構造用製材の針葉樹の樹種名一覧
Ⅳ 付属資料
1 製材についての製造業者等の認定の技術的基準
2 製材についての検査方法
3 製材(枠組壁工法構造用製材を除く。)の格付の表示の様式及び表示の方法
4 資格者の人数と認定工場の種類
5 製材JAS関係機関一覧
「枠組壁工法構造用製材の日本農林規格並びに解説」
サイズ:105×170(ポケットサイズ)
232ページ
販売価格:2,800円 (税込み、送料別)
発行:平成23年1月
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枠組壁工法構造用製材の日本農林規格(昭和49年7月8日 農林省告示第600号)は、平成22年7月9日農林水産省告示第1035号で改正されました。
当、全国木材検査・研究協会では、従来から枠組壁工法構造用製材の製品検査及び生産関係者の必携図書として好評を博してまいりました「枠組壁工法構造用製材の日本農林規格並びに解説」を、この改正に伴って平成23年1月に改訂しました。
多くの関係者に、ますます広く活用されることを心から期待いたします。

「枠組壁工法構造用製材の日本農林規格並びに解説」の目次

Ⅰ 枠組壁工法構造用製材の日本農林規格
Ⅱ 枠組壁工法構造用製材の日本農林規格解説
(1) 第2条枠組壁工法構造用製材の定義
(2) 第3条(寸法型式)
(3) 第4条(甲種枠組材の規格)
第5条(乙種枠組材の規格)
(4) 第7条(測定方法)
① 節 ② あな ③ 腐れ ④ 変色 ⑤ 丸身 ⑥ 割れ ⑦ 加工上の欠点
⑧ 曲がり ⑨ そり又はねじれ ⑩ 平均年輪幅 ⑪ 髄心部又は髄
⑫ 繊維走向の傾斜 ⑬ その他の欠点 ⑭ 保存処理 ⑮ 寸法
(5) 表示の基準
Ⅲ 付属資料
1. 製材についての製造業者等の認定の技術的基準
2. 製材についての検査方法
3. 枠組壁工法構造用製材の格付けの表示の様式及び表示の方法
4. 木材の基準強度(抜粋)
5. 木材のめりこみ基準強度(抜粋)
6. 枠組壁工法又は木質プレハブ工法を用いた建築物又は建築物の構造部分の構造方法に
関する安全上必要な技術的基準を定める件
7. 製材JAS関係機関一覧
「針葉樹製材の品質基準表」
サイズ:A6 105×148(ポケットサイズ)
見開き11頁
販売価格:2,000円(10冊セット)
(送料、税込み)
発行 平成21年11月
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主に、日常業務として製材品の品質管理等を行っている方々をサポートする目的で、製材のJAS規格のうち、針葉樹の製材について確認の頻度が高い規格を表形式にまとめました。
現場での作業効率を高めるためにA6判ポケットサイズの見開き冊子とし、耐久性に優れたコート紙を使用しています。

「製材の日本農林規格―針葉樹製材の品質基準表」の目次

1. 造作用製材の材面の品質
2. 目視等級区分構造用製材の材面の品質
3. 機械等級区分構造用製材の曲げ性能
4. 機械等級区分構造用製材の材面の品質
5. 下地用製材の材面の品質基準
6. 材種の区分
7. 品目ごとの寸法基準
8. 品目ごとの含水率基準と表示記号
9. 造作用製材の標準寸法
10. 下地用製材の標準寸法
11. 丸身換算表(目視等級区分構造用製材)
12. 甲Ⅰの節及び甲Ⅱ(狭い材面)の節の許容値
13. 甲Ⅱ(広い材面)の節の許容値
14. 乙種構造材の節(許容値)
15. 構造用製材の標準寸法
16. 関係機関連絡先
「新製材JASの解説」
サイズ:A4 128ページ
販売価格:3,000円(税込み、送料別)
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先に耐震偽装問題に対処して建築物の安全性に対する国民の信頼回復を図る目的で「建築基準法の一部改正」、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」、「建築士法等の一部改正」が行われました。製材等木材製品は住宅建築への需要が多くを占めていますが、住宅に使用される木材については、これまでもプレカット材の普及や「住宅の品質確保の促進に関する法律」の施行などにより、安全で快適な住環境を創出するために品質・性能が確かで信頼性の高い製品への要求が高まってきていました。今般の一連の制度改正により木材に対する品質性能への要求は一層強まっています。このような、木材需要動向に的確に対処していくためには、寸法、材質、強度性能等の品質基準が明確であるJAS表示のされた規格木材の利用促進を図っていくことが極めて重要となっています。
このような動きに的確に対応し利用者の利便性を高め需要拡大を図るねらいで、製材JAS規格が平成19年11月から新たな規格として施行され、それまで別々の規格であった「針葉樹の造作用製材」、「構造用製材」、「下地用製材」及び「広葉樹製材」を一本化され、規格の利用実態を考慮したものとされました。
全国木材検査・研究協会では、このたび、新JAS製材規格の解説書を作成しました。新たな製材規格の普及を図るためにこの解説書が広く活用され、品質・性能が明確な木材であるJAS製材品の安定供給がなされ、消費者・需要者の確固たる信頼が得られることにより、木材産業の振興と発展が図られることを心から期待いたします。(「はじめに」より」

「わかりやすい新製材JASの解説」目次

Ⅰ 新しい製材JAS制定の背景と改正の概要
Ⅱ 製材の日本農林規格
第1条 適用の範囲
第2条 定義
第3条 材種の区分
第4条 造作用製材の規格
1. 造作用製材の規格
2. 材面の品質基準
第5条 目視等級区分構造用製材の規格
1. 目視等級区分構造用製材の規格
2. 材面の品質基準
第6条 機械等級区分構造用製材の規格
第7条 下地用製材の規格
1. 下地用製材の規格
2. 材面の品質基準
第8条 広葉樹製材の規格
1. 広葉樹製材の規格
2. 材面の品質基準
第9条 測定方法
(節、丸身、割れ、曲がり等の測定方法)
別記 (第4条から第8条までの関係)
別表1(第4条関係) 造作用製材の標準寸法
別表2(第5条、第6条関係) 構造用製材の標準寸法
別表3(第7条関係) 下地用製材の標準寸法
別表4(第7条、第8条関係) まくら木用の標準寸法
別表5(第8条関係) 広葉樹製材の標準寸法(1)
別表6(第8条関係) 広葉樹製材の標準寸法(2)
Ⅲ 製材の日本農林規格の解説
1. 適用の範囲(第1条)
2. 定義(第2条)
3. 製材の材種の区分(第3条)
4. 造作用製材の規格(第4条)
5. 目視等級区分の構造用製材(第5条)
6. 機械等級区分構造用製材(第6条)
7. 下地用製材(第7条)
8. 広葉樹製材(第8条)
9. 測定方法(第9条)
10. 保存処理
(1)保存処理の性能区分と表示
(2)保存処理薬剤
(3)保存処理の基準
(4)保存処理の試験方法
11. 乾燥処理
(1)含水率の基準と乾燥方法
(2)乾燥材の表示(未仕上げ材と仕上げ材)
(3)含水率の試験方法
12. 強度等級区分
(1)目視等級区分構造用製材の等級区分法と基準強度
(2)機械等級区分構造用製材の等級区分法と基準強度
(3)試験方法
(4)強度等級の表示
13. JASマークの表示
Ⅳ 付属資料
1. 製材についての製造業者等の認定の技術的基準
2. 製材についての検査方法
3. 製材(枠組壁工法構造用製材を除く。)の格付の表示の様式及び表示の方法
4. 製材JAS関係機関一覧
「JAS製材品の生産・利用マニュアル」
サイズ:A4 50ページ
販売価格:2,500円(税込、送料別)
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木材需要の太宗を占める住宅産業においては、プレカット材の普及や品確法(住宅の品質確保の促進に関する法律)の施行、建築基準法の改正等の動きを反映して、安全で快適な住環境を創出するために品質・性能が確かで信頼性の高い製品が強く求められてきております。これに的確に対処していくためには、建築基準法の性能規定化、品確法を遵守しつつ、寸法、材質、強度性能等の品質基準が明確であるJAS表示のされた規格木材の利用促進を図っていくことが極めて重要です。
このような流れを受けて、(社)全国木材組合連合会では、平成12年度から林野庁補助事業を実施し、乾燥材生産のための技術マニュアルやJAS製材品の普及マニュアル等の作成、全国各地における講習会の実施等を通じて、乾燥材、JAS製材品の普及に努めてきました。
しかしながら、製材JAS認定工場からのJAS規格木材の生産・供給量は製材全生産量のわずか20%程度に留まっており、その利用・普及が遅々として進んでいないのが実情です。
さて、針葉樹の造作用製材、構造用製材、下地用製材及び広葉樹製材についてはそれぞれJASが定められていますが、製材工場においてはほぼ同一の製造条件で製造されおり、試験方法等にも共通するところが多いことから、これらのJASを一つの規格に統合し利用者の利便性を高め需要拡大を図る狙いで、農林水産省において新たな製材JASが制定され、近々施行されることになっています。
こうした背景から、JAS製材品の供給体制の整備及び普及に資する目的で、当連合会では平成18年度林野庁補助事業「規格木材供給体制整備促進事業」において、JAS製材品生産技術マニュアルを作成し頒布するとともに、木材製造業者等への説明会等を通じて広く情報を提供することにいたしました。本マニュアルが活用され、品質・性能の優れたJAS製材品の安定供給がなされ、需要者の確固たる信頼が得られることにより、木材産業の振興と発展が図られることを心から期待いたします。(「はじめに」より)

「JAS製材品の生産・利用マニュアル」の目次

Ⅰ 新しい製材JAS制定の背景
Ⅱ 新しい製材JASの要点
1. 規格の統廃合と改正のポイント
2. 用語とその定義
3. 材種の区分における円柱類の追加
4. 保存処理薬剤の追加と削除
5. 保存処理薬剤浸潤度規準における耐久性樹種区分の再規定と樹種の追加
6. 表示寸法との差の基準の変更と追加
7. 構造用製材の標準(規定)寸法の追加
8. 構造用製材の腐朽規準の明確化
9. 造作用製材で規定されている材面の美観表示の構造用製材への適用
10. 目視等級区分構造用製材(構造用Ⅱ及び乙種構造材)の曲がりの基準の厳格化
11. 測定方法
12. 別記
Ⅲ JAS製材品の品質管理のポイントと方法
1. 材面の品質と測定方法
2. 寸法及び仕上げ寸法
3. 強度性能の表示
4. 乾燥材の含水率
5. 保存処理
6. JASマークの表示
Ⅳ JAS製材品の普及のポイント
1. JAS製材品のメリット
2. 建築基準法とJAS製材品の位置付け
3. 公共木造建築物におけるJAS製材品の利用
4. 乾燥材普及のポイント
5. 保存処理材の規格と安全性
6. JAS改正による新用途(円柱)の可能性
7. JAS製材品を使わないと作れない建築物
8. 金物工法への対応
Ⅴ JAS製材品の生産および利用における取り組み ~事例~
1. JAS製材品の利用を積極的に支援する兵庫県
2. JAS製材品の格付率の高さを誇る(株)日田十条
3. 乾燥材生産に取り組むJAS認定工場
4. 機械等級区分製材の生産に取り組む中国木材(株)
5. (株)ザイエンス関東工場における保存処理への取り組み
参考資料
1. 取り組み事例紹介工場等のリスト
2. JAS制度についての問い合わせ先
3. JAS製材品等の生産・利用関連マニュアル一覧(既刊)
「木材繊維走向測定機」
サイズ:(折りたたみ式)18mm×80mm
販売価格:2,600円 (税込み、送料別)
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繊維走向の傾斜は、材の長さの方向の1mの長さの間における繊維走向の傾斜の高さの最大値(M)を測定する。

なお、繊維走向の傾斜は柾目面における繊維傾斜(目切れ)として生ずるが、板目面における繊維傾斜の判定は困難な場合が多い。このため、「引掻式木材繊維走向測定機」を使用すれば容易に測定できる。